ABCアドベンチャーでは、大人向けのクラスも「カスタマイズコース」として実施しております
ここ数年、どうすれば大人の方への「外国語学習」をお勧めできるのか考えてまいりました
実際、費用的なこと、生活の中での優先順位、費用対効果(?)などを考えてしまい、ついつい後回しになってしまいがちですよね
今回は、「趣味」としての英語・中国語と「共感」という観点から考えてみたいと思います
「語学学習は趣味」などと聞くと、「そんなことじゃあ、いつまで経っても話せるようにならないよ」などと冷ややかな声が聞こえてきそうです。その後「実際、そんな調子だから日本の英語力は、、、」などと説得力のある論点にすり替えられて、「じゃあ辞めとこか」となってしまいがちです
ところが、この「趣味」ですが、実は素晴らしいことだと思うのです
最先端の車エンジニアになっている方も、最初は「あの車超かっこいい」などといわば趣味、というか憧れからすべてが始まったのだと思います
一流のピアニストも然り、アニメの制作者然り、全てそうですよね
外国語習得の場合、「音としての英語(または中国語)の聞こえ方が好き」「論理的な構成である英語(または中国語)は分かりやすい」「単語を覚えるのは嫌いじゃない」「長文読解はどちらかというと好きだった」「脳への刺激としてちょうどいいくらいに感じる」など始める段階はどんな理由でもよいと思います
「趣味」といえば、あたかも軽く感じられるかもしれませんが、数年継続することで驚くべき変化が感じられます
逆に言うと、その継続が可能なのは、学習対象が趣味だからなのです。嫌ならすぐ辞めてしまいますからね
もう一つの「共感」ですが、これはAIではなく、人が外国語を学ぶ最も大きな理由だと思います
昨今のAIの発展には目を見張るものがあります
「これからは英語は必要ないよね。だってAIがやってくれるから」とお考えの方も多いと思います
が、この「共感」だけは、AIが生成できないもの、人間のみに与えられた宝物だと思います
実際的には、「オンラインで外国の同僚とのやり取りが増えた」「外国の方が親戚になることになった」「子供の友達に外国人がいて、その関係でお付き合いがある」などなど、様々なことがあろうかと想像しますが、そんな直接的なやり取りがなかったとしても、「NETFLIXではまっている海外ドラマがある」「重大ニュースで各国の反応を直接感じたい」「大好きなミュージシャンのインタビューをどうしても分かりたい」など誰にとっても「共感」が人生にとって重要(Big deal)と感じておられるのではないでしょうか
この「共感」は、言語を使っての単なる情報交換ではなく、言語の背後にある大きなメッセージを受け取ることだと思います
直接的であれ、間接的であれ、それが享受できたときの感動は、日常外国語を学ぶ煩わしさに比べれば、十分すぎるほど大きいと言わざるを得ません
今年も大人の方々のご参加をお待ちしております!
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