大衆にリサイクルへの意識改革を迫るより、商品提供者側に「いかに使い捨てに匹敵するだけの商品、サービスを提供するか」を追求させる方が得策だ、と話しています。大胆な発想ですね。
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・表現を含む題材……………………… 「再利用可能容器の採用」から
・単語、イデオム……………………… レポートで使われた単語
・表現の解説…………………………… 3つの表現を中心に解説します
・編集後記……………………………… 大衆にリサイクルへの意識改革を迫
■ 表現を含む題材 ━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………
He convinced the world's biggest brands to take a risk on reusable
containers
(巨大メーカーに再利用可能容器の採用を迫る人)
※ 必要に応じて、CC(字幕)をご利用ください。
■ 単語、イデオム ━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………
pitch セールスピッチ
endurable 耐久性のある
catch on はやる
uphill battle 苦しい戦い、苦戦
mass adoption 大衆の採用
■ 表現の解説 ━━━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………
◇ How hard of a sell was this ?
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How hard of a sell was this to, you know, manufacturers and companies?
(このセールスピッチは、メーカーや会社を相手にどれほど大変でしたか?)
How hard of a sell was this ?のof a sellですが、セールスのこと、といっ
ています。営業において、商品、サービスの優位性を売り込むわけですが、そ
の推進力はどの程度なのですか、と聞いています。
◇ Oh, and by the way
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Build production lines to fill this reinvented package. Oh, and by the
way I have no proof that anyone`s going to buy it at all, but ...
(再作成されたパッケージで充填するために、製造ラインを作り上げるのです。
ところで、これが上手くいくという保証は全くありません。が、、)
Oh, and by the way とは、「あぁところで、」ですが、皮肉な論理を直後に持
ってくる話し方です。
つまり、「コストはかかりますよ。上手くいく保証はありませんがね。」とい
った具合です。しかし、その直後に、「それでも上手くいくのですよ」と論理
を持ってきています。効果的ですね。
展開を意識した論法で、普段の会話でもよく聞きます。
◇ tip our toe into
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We know consumers will demand more recyclable products or reusable
products and so project Loop is a way for us to tip our toe into this
territory and really learn a lot.
(我々は、消費者がリサイクル、再利用商品を要求しているのは分かっていま
す。ですから、Loopはこのテリトリーに注意深く、多くのことを学ぶ方法なの
です。)
tip our toe intoですが「注意深く行動する」の意味です。文字通りには「つ
ま先で立つ」ですが、ここでは、上手くいかなかった競合などがいるのを踏ま
えて慎重にしている様子が伺えます。