映画でバリバリ勉強!と意気込んでも、かなりの語学力が無いと正直「やっぱダメ、全然分からない」とがっかりしてしまいがちです。
それもそのはず、映画では、外国人の視聴者を意識してゆっくり話したり、語彙も意図的に分かりやすいものを選択したりといったことはまずあり得ません。分からない単語や言い回しが数個続くと、文脈があいまいになり、ストーリーですらつかめなくなってしまいます。
そこで、初級から中級者が映画やテレビ番組を選ぶ場合は、馴染みのあり分かりやすいもの、かつ短めのストーリーをお勧めします。学生やアニメ好きな方の場合、例えば「カンフー・パンダ マスター・ファイブの秘密」などが学習材料としては有効かも。(30分程の短いストーリーです。すでにカンフーパンダを見た人には馴染みもあります。)
さらに長い映画にもチャレンジしてみよう、という方には、「長ぐつをはいたネコ」などもお勧めです。特にダンスバトルのシーンはネコ好きな方でなくとも、妙にハマってしまいます。
映画を利用しての学習方法は、字幕を英語で表示させ何度も見ることに尽きます。理解に自信が付いて来たら字幕なしで見ることにします。そしてこれで終わらずに、数週間して再び字幕あり、無しでみることで、忘れてしまっていた表現などに触れると不思議と味わいのあるものに感じます。頑張りましょう!